夏休み
今回の知新、全くの私事だが、この夏の思い出、感じたことを…。
今年4月に小学一年生になった長女。8月から週2回水泳教室に通っている。最初は水をとても怖がったが、回を重ねるごとに水にも慣れて、顔や頭をつけられるようになり、5メートルはバタ足で泳げるようになった。
彼女の泳ぎの進化はまさにこれからだけど、このひと夏、がんばっている姿をみて時に涙がこぼれそうになるのを必死に堪えて応援する親バカな父である。僕はというと…年を重ねて、できないことの方が増えてきているのに。子どもは日々進化し、できないことができるようになり、そのことに喜びを感じるようになってきている。当然のことだけど、どこか寂しくもあり、とても嬉しくもある。
夏の終わり、致道博物館の旧鶴岡警察署庁舎2階ベランダからの景色を子どもたちと一緒に眺めた。「これからも一緒に新しきを知ろうじゃないか」と語りかけた(付き合ってもらえるのは今のうちだけですよ…とか言わないで)。
Bloom 2018.10 vol.78 知新-新しきを知る- 第7回