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三代 酒井忠勝 

酒井 忠勝(さかい ただかつ)
酒井家第3代。酒井家次の長子として下総国碓井で出生。慶長14年(1609)正月、将軍秀忠に召されて元服し一字を拝領して忠勝を名乗り従五位下宮内大輔に任ぜられる。慶長19年(1614)の大坂冬の陣、翌元和元年(1615)の夏の陣には父とともに出陣し、同4年(1618)4月、越後高田城で家督を継いだ。同5年(1619)3月に信州松代10万石を領し、同8年(1622)8月、最上家改易に伴い代わって出羽庄内13万8,000石を賜り10月に入部した。
寛永9年(1632)6月、肥後熊本の城主加藤忠広が庄内丸岡に配流となり、幕命により監守の任に当たり2千石加増、14万石となる。

紺糸威二枚銅具足(致道博物館 所蔵)