徳川家康が最上義光に庄内3郡と由利郡を加増。

大宝寺を鶴岡、東禅寺を亀崎、尾浦を大山と改称、鶴岡の町割を実施。

新関因幡守がかんがい講を開さく。（因幡堰）

工藤掃部が青龍寺川を開さく。

北楯大学がかんがい講を開さく。（北楯大堰）
最上義光が庄内３郡の検知を実施。

鶴ヶ岡城で一栗兵部の乱が起る。

最上家が藩政不行き届きで領地を没収される。
酒井忠勝が信州松代から鶴岡に入部。（庄内13万8千石）

鶴岡の町割をはじめる。

加藤忠広が罪によって庄内へ流され、丸岡に幽閉。監守にあたり2千石加増、14万石となる。

忠勝江戸にて卆す。享年54歳。
忠勝の三男忠恒へ松山2万石、七男忠解へ大山1万石を分知する。

鶴ヶ岡城二の丸の追手門を建て、追手橋の架けかえををなす。

加藤忠広、丸岡にて死す。
鶴ヶ岡城本丸・寝間・黒木書院・白木書院及び金蔵を建つ。

田川・櫛引・遊佐の3郡を田川・飽海の2郡に改める。

大山酒井忠解卆す。嗣子なきため改易となり、翌年大山領は公領となる。

6月3日、松尾芭蕉が荘内に来る。

3月、第6代忠真、預り中の本多出雲守の取り扱いに落度あり、閉門謹慎。4月、解かる。

忠真江戸にて卆す。
嗣子早世のため出羽松山藩忠豫の次男忠寄を養嗣子とする。

忠寄、老中を命ぜられる。（明治元年まで15年間在職）

奥羽大凶作「宝五の飢饉」という。

忠寄卆す、忠温継ぐ。

忠温卆す、忠徳継ぐ。

吹浦・今泉・鼠ヶ関に外国船見張番所を設ける。

農政改革を実施。

藩校致道館が落成。（大宝寺）
忠徳隠居し、忠器継ぐ。

蓮台火事、市内1300戸を焼く。

土屋丑蔵、虎松兄弟の仇討一件。

致道館を十日町口に移築、9月落成。

大凶作、地震津波あり。合積を実施。

幕府より庄内藩酒井を越後長岡へ、川越藩松平を出羽庄内へ、長岡藩牧野を武蔵川越へ、各々転封を命ぜられる。庄内領民これを阻止せんと大規模な反対運動を起す。これを「天保おすわり事件」という。

7月、転封中止。

忠器病をもって隠居、忠発継ぐ。

印旛沼疎水工事を命ぜられる。

幕領の百姓が荘内藩の領地になることに反対し、大山騒動を起す。

庄内藩が蝦夷地の警備を命ぜられ、派兵。

忠発病をもって隠居、忠寛継ぐ。

忠寛病没、忠篤10歳にて継ぐ。

庄内藩、江戸市中取締を命ぜられる。

庄内藩、庄内の幕領地を加増され、17万石となる。

改革派の首謀者を処罰。（大山庄太夫一件）
庄内藩兵が江戸薩摩邸を襲撃、鳥羽伏見の戦が起る。

戊辰戦争、庄内藩兵が政府軍と闘い善戦するが、9月26日に降伏謝罪。
忠篤隠居し、忠宝継ぐ。

会津若松・盤城平に転封を命ぜられたが中止となり、献納金を納める。大泉藩となる。

忠篤、西郷隆盛の人徳に感じ、藩士を引きつれて鹿児島に留学、翌年帰る。

廃藩置県、大泉県（のちに鶴岡県と改称）となる。

忠篤、兵学修行のためドイツ留学。
後田山を開墾、松ヶ岡と命名する。

忠宝、法律修行のためドイツ留学。

鶴岡・置賜・山形の3県が統合し、山形県となる。

忠篤・忠宝、ドイツより帰国する。

忠宝隠居し、兄忠篤に再び家督を譲る。